インプラントの基礎知識-プラットフォームスイッチングとは?-

骨は常にカルシウムに分解されています。

この現象を骨吸収といいます。

歯が無くなって歯ぐきに刺激がいかなくなると

骨は新しくつくられる速度より、

分解される速度の方が早くなり、

歯ぐきは少しづつ下がっていきます。

最終的にインプラントが露出してしまうのですが。。

プラットフォームスイッチングのインプラントを埋入すると、

骨吸収を防げます。

目次

プラットフォームスイッチングとは?

インプラントは歯ぐきの中に入れるインプラント本体と、

アバットメント、

インプラント上部構造の3つに分かれます。

プラットフォームスイッチングとは、

インプラント体とアバットメントの間に段差があるインプラントシステムです。

ちなみに、

アバットメントのサイズを間違えて

インプラント体とアバットメントの間に段差ができた事がきっかけで

発見されたそうです。

たまたまサイズを間違えて装着したインプラントが、

骨吸収を起こさず、キレイに歯ぐきが残っていたそうです。

プラットフォームスイッチングの臨床的優位性

①微小な動揺が起こりにくい
②微小な漏洩が起こりにくい
③円錐斜面があるので、咬合力が分散される
④アバットメントが緩みにくく、連結強度が高い
⑤理想的なエマ―ジェンスプロファイルが得られる
⑥インプラントとアバットメントの間に歯肉組織が入り込み、インプラント周囲骨の吸収が回避できる

プラットフォームスイッチングに関しては、

論文がなかなか見つからないので、エビデンス不十分とも言えますが、

骨吸収が起こりにくく、チタン表面が露出しにくいのは大きな利点でもあります。

まとめ:プラットフォームスイッチング

たまたまアバットメントの選択ミスにより発見された現象ですが、

今ではほとんどのインプラントメーカーのインプラントに

プラットフォームスイッチングが採用されています。

各大学、インプラントメーカーも、常に研究を進めているので、

よりよいインプラントシステムが開発されていくでしょう~!

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